私が店長です

名前
島崎 拳
星座
しし座
趣味
釣り 甘いもの巡り(笑 バスケット スノーボード 

札幌の狸小路八丁目で~美しさに安心を添えて~きものをお届けする島屋呉服店店長の島崎 拳です。

着物の販売以外にも、シミ抜き、丸洗い、洗い張り、お仕立て、お仕立て直し、染替え等和服に関しての、全ての事はお気軽にお問い合わせください。

『H31年3月1日』
島屋の創業81周年がはじまりました。

神棚の水玉を変え、毎月1日の神棚の清掃して今日がはじまりました。

私の祖父母が81年前に創業した小さなお店を、今も小さく商いさせていただいてます。

国税庁の調査によると、会社の生存率は5年で14.8%、10年で6.3%

20年で0.4%、30年で0.021%となり80年だと数字上では0.003%位とのことです。

お陰さまで、お客さまと取引先に恵まれ、81年を迎えました。

 

私の業界の製品は、時代に完全に逆行してIT化、デジタル化されればされるほど

価値が下がるとも言われていて『すべてにおいて、手仕事』がもっとも価値があると言われています。

時代の流れで、どんどん西洋文化がもてはやされIT化されて行く中で私は全国各地で出会った

職人さんの手仕事に惚れて、その職人さんの手仕事の素晴らしさを、みなさんに伝えたくて今の仕事を続けている気がします。

 


正直、私自身 この業界に入った時にきものの事も、よく分からずにいた時に完全に

スイッチを入れてくれたのもある工房で、出会った当時92歳の職人さんの今でも、絶対に忘れない一言でした。 

『私がいただけるお給与なんて、ひ孫のアルバイト代より安くて

ひ孫に笑われるんですが私はずっとこの仕事しか、したことないしこの仕事に

誇りをもってやってますから死ぬまで、着物づくりをしたいんです。

私は日本人として、日本の文化に誇りを持てますから。』と言われその職人さんの

手のシワや高齢なのに仕事中の生き生きとした顔に感動したのを今でも、はっきり覚えています。

 


日本の職人さんの仕事がなにひとつかかっていない、海外の工場で大量生産されたものを

あたかも国産というニュアンスで販売しているお店もたくさんあります。
 


こういう職人さんや、ちゃんとした着物を求めているお客様の為に申し訳ないと思い

出来る限り日本の職人さんの『手仕事』の商品を出来るだけお安く、お客様にをモットーに商いをさせていただいてます。