十日町紬:オシャレな小絣グラデーション [9/254]
商品詳細
モダンに、シックに、時にはほっこりと優しく。
帯合わせによって表情を変える紬です。
店長からもひと言。
「この紬、本当にいいですよ。
きわめて目立つわけではないのに
スッキリとしていて帯が合わせやすく
『シンプルイズベスト!』って感じです。
当店オリジナルのシマエナガの半衿や
帯留にもピッタリです!」
↓↓↓半衿のショップページはこちらから↓↓↓
https://www.simaya.net/product/813
帯などのコーディネート次第で、オトナ可愛くも
粋にも、楽しんでいただける紬です。
新潟県十日町で作られている、十日町紬。
豪雪地帯で伝統的に作られてきた絣模様が特徴的で、
風合いの柔らかい、ほっこりとした雰囲気があります。
丁寧で精密な工程で染められた地色や柄は豊富にあり
家の中で着るのはもちろん、ちょっとしたお出かけもお勧めです。
この着物には、伝統技術である「絣模様」が使われています。
絣模様は、糸を染めるところから始まります。
地色を染める部分と白く残す部分を分けて縛る、
「絣くくり」という技法で染め分けます。
その糸を、縦横で柄がピッタリ合うように織り上げるのも
素晴らしい技術の一つです。
昔からある技術を大切に守り伝える。
でも、決して「昔の古い着物」のままではありません。
反物の右側は、黒無地。
反物の中心に、整列する白の十字絣。
その絣が反物の左側に行くにしたがって、
こげ茶のような薄い色になり、間隔も大きくなっています。
「そのような柄になるように染めた糸」を使い、
無地場の縦横を織り進め、いざ「絣」部分になった時に
ほんの少しでも織がずれていたら、本来の柄になりません。
総柄の着物も華やかで贅沢ですが、先染めの織物で
このように「無地場と柄」が両方ある着物は、
本当に技術力のある職人さんでないと、柄をきちんと出して
織り上げるのは至難の業です。
着物に詳しくなるほど紬に惚れ込んでいくというのは、
「技術に惚れ込む」ということだと実感する一反です。
衿合わせを無地側にするか柄にするかによって、
お仕立て時の表情が変わるのも楽しみですね。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 絹100% (反幅:1尺)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。