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紺仁:竹に雀・分銅繋ぎ(綿麻紅梅) [41/455]
商品詳細
分銅繋ぎ(ふんどうつなぎ)柄の合間を
スズメが遊ぶように飛んでいる、
動きのあるデザインです。
線はよく見ると竹のように節があり、
「竹に雀」にもなっているようです。
「分銅」は昔の重りを量る道具で、
金や銀をこの形に鋳造して貯蓄したことから
富の象徴として縁起柄の一つになっています。
また、常緑の竹に群れをなす雀は、子孫繁栄や
一族の繁栄を願う吉祥紋の一つとされ、
また取り合わせの良いことのたとえとしても
有名です。
カジュアルなようでいて実は縁起柄を
重ねたデザインを、伊勢型紙の型染めで
白く染めぬいています。
地色は反物幅の6:4ほどで黒とグレーに
分かれており、どちらを衿にしてお仕立てするか
によって、雰囲気が変わります。
制作工房は、江戸時代から続く藍染めの産地、
新潟県小千谷市片貝にある「紺仁(こんに)」という、
木綿の型染に傑出した技術を持つ老舗です。
木綿は本来、染料を吸い込みやすくて
表面もしなやかな正絹に比べ
細かい型染が難しいそうです。
さらに、こちらの生地は綿麻紅梅です。
文字のごとく綿と麻の2種類の糸を使い
太い糸と細い糸で格子柄を織って凹凸感を
表現した、肌触りの大変良い織物です。
麻を織り入れるのでシャリ感を出し、
仕上げに特殊な加工を施しているので
毛羽立ちも抑えられ、高級感のある風合いとなります。
凹凸がある分、型染めには一層
熟練の技術が必要です。
それでも木綿の染めにこだわり、
「用に即した美」という考えのもとで
デザイン・織り・染めまで1社のみで
作られています。
サラリとして着心地抜群、しかも
自宅でお洗濯も可能なので、
日本の蒸し暑い夏にもぴったりです。
半幅帯はもちろん、名古屋帯を合わせて
夏着物としても素敵です。
※コーディネートの帯は参考商品(別売り)です。
【素材】 75% 麻25% (反物幅:1尺5分/約39.7センチ)
【生地】 綿麻紅梅
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。