近江縮:ニュアンスブルー [41/439]
商品詳細
男性も女性もお仕立て可能な1尺7分幅の
シンプルな一反です。
一見すると淡いブルーですが、実は様々な色の緯糸で
織られています。
ピンクや紫のグラデーション、白、そして
メインの青も様々な濃淡を使っています。
そのおかげで、ほんのりしたニュアンスを感じる
優しい色合いに仕上がっています。
こちらは、滋賀県の近江で古くから伝わる
近江縮です。
「近江の麻」は、遠く室町時代から
献上品としての記録が残るほど、
高品質の証です。
『麻は7月、8月だけ』と聞いた方は
現代においては間違いです。
地球温暖化で、これだけ暑い時期が
長くなった現在は、地域によっては
5月から10月までお召しになれます。
一番大切なのは
『その日の気温に合わせて
あなたが一番快適に着られる着物』で
快適に過ごされることです。
当店の店長が夏生地として麻をイチオシするのは
素材としての優秀さと着心地、そして
アフターメンテナンスの簡単さからです。
いわく、
・絹の歴史よりもずっとずっと古くから、着物として
着られていたので、絹よりもずっと扱いが楽です。
・夏着物としてもゆかたとしても着られるので
着用シーンが広がります。
・麻は天然繊維の中で最も吸湿・発散性が高く
蒸れにくい素材です。
・シボ加工してあるので肌に当たる面積も少なく
涼しく着こなせます。
・同じくシボ加工してあると、布同士の摩擦も
少ないので、歩きやすいです。
・麻素材は「シワ」を楽しむ素材なので
気楽にお召しいただけます。
・洗濯機で洗濯でき、脱水は1分ほどで充分。
乾きやすい上にアイロンは不要です。
具体的には、着物ハンガーにかけて
洗濯機の中でたたみシワになっていた部分を
手アイロンで広げて干すだけでOKです!
・着れば着るほど、洗濯すればするほど
柔らかく肌になじみ、着心地が
どんどん良くなります。
・裏ワザ(?)として、真夏日などの暑い時には
霧吹きで湿らせると、気化熱で涼しく着用できます。
※ただし、帯にはご注意ください。
同じ麻100%の小千谷縮に比べると
肌触りが若干柔らかいので
麻のシャリ感が少し苦手と感じる方も
「これなら最初から痛くない」と好評です。
ゆかたでも、夏着物でもお召しいただける、
「洗える着物」として、夏のワードローブに
加えてください。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 麻100% (反幅 1尺7分)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。