片貝木綿:総絞り(今様色) [47/197]
商品詳細
折縫い締め絞り(おりぬいしめしぼり)を反物全体に施しています。
木綿でありながら手仕事の総絞りという、贅沢な一反です。
正絹に同じ仕事をしたら、お値段はひとケタ変わります!
地色は「今様色(いまよういろ)」。
「今、流行りの色」という意味で、平安時代に
貴族の間で流行した、少し淡い紅色です。
今様色をベースにした、折縫い締め絞り特有の濃淡が
オトナ可愛い普段着物。
流行は繰り返されて、現代でもワクワクする色合いです。
良く目を凝らすと全体に手絞りの針跡が残る反物は
「こんなに手の込んだ着物を、普段着にしても
良いのだろうか」とさえ思ってしまいそうですが…。
良いのです! (≧▽≦)
どうぞ、お好きなコーディネートでお召しいただき、
お好きなタイミングでご自身でお洗濯してください。
そもそも木綿の着物は、洋服で言えば
Tシャツやデニムくらいのカジュアルの代表格です。
半衿をつけて普通に着るほか、タートルネックや
洋服のシャツなどとコーディネートしても素敵です。
製造元は、新潟県小千谷市片貝で江戸時代から
続く藍染めの産地にある、「紺仁(こんに)」。
「用に即した美」という考えのもとで
昭和20年代から続く「片貝木綿」は
デザイン・織り・染めまで1社のみで作られています。
織地は太さの異なる3種類の糸を経糸にしており
生地に凹凸が出るため、平織よりも肌に当たる
面積が少なく、肌触りがサラッとします。
また、その凹凸が優しくかみ合うため着くずれしにくく
生地表面の表情も豊かになります。
お洗濯もご自宅でカンタンに。
洗濯機なら手洗いモードなどで洗い
脱水は30秒〜1分程度で、キモノハンガーで
陰干しします。
干す時に、シワが気になるところを手で
パンパンとしていただければ、後は
自重でほとんどのシワが伸びます。
もしシワが気になる時は、生乾きのうちに軽く
アイロンをかけると、ピシッと仕上がります。
洗うほどに体になじみ、着心地も良くなり
その分、愛着も湧くことでしょう。
反物の幅は1尺3分と広めで、
男性も女性もお仕立て可能です。
「ちょっとそこまで」から
ご友人とのカフェランチなど、
普段着やカジュアルなお出かけ着として
気温により通年使用も可能な木綿着物。
ゆかたデビューの、次のステップに。
通の方の、普段着物に。
使い勝手の良いお着物が、ここにあります。
※コーディネートは参考商品(別売り)です。
【素材】 綿100% (反幅:1尺3分/約39.0センチ)
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。