ショール・黄櫨染(こうろぜん)/赤紫系 [62/28]
商品詳細
太陽光と室内灯で着物の色が変わる、
不思議な染料で染めたショールです。
「黄櫨染(こうろぜん)」の色は元々、赤と黄が混じった色で
平安時代の天皇が身につけた「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」
から来ています。
その色は太陽光の温度で金茶色や茜色、そして赤に
変わるもので、天皇の第一礼装として他の人は使えない
「絶対禁色(ぜったいきんじき)」と定められました。
現代でも歴代天皇の「即位礼正殿の儀」で
お召しになるのはこの色です。
太陽光で色が変わる染料は当然、一般に知らされないため
長く「幻の染め」と呼ばれていましたが、現代では
赤紫や青紫に変わる染料が開発されています。
このショールは、室内では「滅紫(けしむらさき)」のような
渋くおちついた赤紫に見えます。
そして太陽光では見違えるほど赤みが強くなり
「暗紅色(あんこうしょく)」のような赤紫に変化します。
アクセントに織り込まれた緯糸の金糸が、
肩口やドレープなど、ところどころでさりげなく
キラリと輝き、華を添えてくれます。
お出かけの際など、外で見た時と室内に入った時で
コーディネートの印象がガラリと変わり、
とても楽しく魅力的です。
また、リバーシブルでも表情が変わるので
光源だけでなく両面をかけ変えても楽しめます。
【素材】 素材:絹100%
【サイズ】 縦:65センチ、横:200センチ(房含めず)
房:約10センチ
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。