琉球絣:ブルー [9/169]
商品詳細
絣(かすり)の十字が白く浮き上がる古典柄ですが、
少しくすんだ青地に、黒の経糸で縦ラインを織り込み
スッキリした印象になりました。
絣模様のアクセントは大きすぎず小さすぎず、
無地の帯でも柄の帯でもコーディネートしやすいです。
インドで発祥し、東南アジアから琉球へ伝わった「絣」の技法。
琉球絣は、日本の絣の原点と言えます。
その工程は細かく分けると20工程近くにもなるほどです。
大きく分けると「くくり」「染め」「織り」の三つに分類されます。
かすり模様の基になる「くくり」は、糸を染める際に
柄付けする部分が他の色に混じらないよう、設計図通りに
別の糸でくくる工程です。
染めは琉球藍を始めとした天然染料や化学染料を使い
ゆっくりと時間をかけて何度も染めます。
そして、設計図通りに染め上がった糸を織機にかけ、
手織りで織り上げます。
糸のくくり方、染め方、織り方によって図柄が
若干かすれるように見えるため、この技法は
「絣(かすり)」と呼ばれるようになりました。
江戸時代頃に、琉球から日本各地に技術が伝わり、
薩摩絣や久留米絣、伊予絣など各地の風土に合わせた
絣技法が定着したと言われています。
今ではすっかり日本の技術として定着している、絣。
伝統工芸士が製作した本場琉球絣を、モダンな名古屋帯や
カワイイ半幅帯に合わせて、お出かけしませんか。
※コーディネートの帯は参考商品(別売り)です。
【素材】 絹100% (反幅:1尺/約37.7センチ)
【生地】 琉球絣
※ご覧いただいている環境によっては、
色味が違って見える場合がございます。
予めご了承下さいませ。