防寒クイン、あります。

防寒クイン、あります。

皆さまこんにちは。 スタッフの島井です。

創業81周年の島屋「大蔵ざらえ」
昨日より絶賛開催中です♪
今週の日曜日12/8までとなっておりますので、
ご来店をお待ちしております。 (*^-^*)


さて、本日は4日間とも在店中の、
草履職人の木村さんに伺ったお話です。

防寒クイン」ってご存じですか?
私、勉強不足で知りませんでした…。 (^^;)

防寒草履ってほぼ出来上がりの商品を
購入すると思っていましたが、クインは
台と、鼻緒と、爪皮を自分好みに
カスタマイズできるシリーズです。

でも、爪皮を作れる職人さんがもういないため、
手持ちの爪皮がなくなったら販売終了して
しまうという、絶滅危惧種なのです。
現在は10足分だけ、ご用意があります。


一般的な防寒草履と違って、台は下駄ほどの軽さです。
それでいて、雨・みぞれ・雪に対応できる
しっかりとした溝のある底面なので、
滑りづらく水がしみにくい構造になっています。

もちろん年中使用可能な、持っていたら
とても重宝する商品だと思います。

しかもオーダーメイドで自分好みの色柄にしたら、
ちょっと憂鬱な雨や雪の日のお出かけが
少しは(かなり?)楽しくなりますよね♪


もちろんクイン以外にも、通常の防寒草履や
しころ織喪の時に必須の黒無地の防寒草履なども
たくさん展示しています。


ちなみにしころ織とは、革を細く裁断して
糸と共に織り上げた、昔は鎧兜に使われたほど
丈夫な生地です。

このしころ織の職人さんも、今は全国に
たった1人しかおらず、しかも
後継者がいないそうです。
こちらも絶滅危惧種の草履ですので、
実物を見る機会を、ぜひお見逃しなく!


特に年末年始にかけてのお出かけなど、
お着物で楽しむ日を増やすアイテムとして
足元にも自分好みを揃えてはいかがでしょうか。


今回のブログは、スタッフ・島井でした (^^♪