「大 竺仙展」おかげさまでご好評いただきました♪

「大 竺仙展」おかげさまでご好評いただきました♪

皆さまこんにちは。
スタッフの島井です。


先週の「大 竺仙展」は、
ご来店いただいた皆さまにとても
ご好評を頂き、ほぼ連日満員御礼と
なりました。

中には「10分くらいしかないけど、
どうしても見たい!」と当日ご連絡を
いただき、お客様の少ない時間帯に
ご来店いただいた方も!
(*^▽^*)

ご満足いただけて良かったです♪


今日からはいつもの島屋の夏物、
竺仙だけでなく三勝や紫織庵、紺仁、
誉田屋源兵衛や藤井絞、藤娘きぬたや、
有松鳴海絞り、小千谷縮や近江縮などなど、
素材も技法も様々なゆかたや夏着物を
見比べてお選びいただけます
(≧▽≦)


トルソは久しぶりに、絞りを着てみました。

絞りのゆかたは女性もの(通常幅)しかないと
思われていますが、当店では絞りの広幅
ございます。

今回男性に着せたのも、そのうちの一反です。

 

三角を並べて菱格子にしたような、直線的で
シャープな絞り模様と、斜めに色をぼかすことで
より表情が豊かになった、総絞り。

粒の一つひとつを手絞りして染められる
大変な手間と時間をかけて作られたゆかたは、
女性ならずとも「いつかは…!」と憧れる
工芸品ですね。


帯はシンプルに、麻の角帯で涼感を出しました。


女性は「幅出し」という工程を加え、実際に
仕立てる反物幅になった一反を着せました。

そのため、着用した時の絞りの凹凸を
ご覧いただけます。

カラフルな花模様をどちらの衿に出すか、
あるいはどちらの胸元に持ってくるかで
お仕立て上がりの雰囲気がかなり変わります

今回は、左の胸元を一番華やかにしたくて、
衿はあえてスッキリと、右袖に花を多めに
しています。


帯は同系色で、優しい雰囲気を損なわないよう
コーディネートしています。

総絞りと花織、衿をつけて夏着物としても
涼やかにゆかたとしてもテッパンの組み合わせです。
(*^-^*)


夏が近づき、「そろそろ、ゆかたを着たいな」
と思う日も多くなりました。

今年も、例年とは違う夏になりそうですが
「心の栄養」はいつでも必要です

ご来店時はできればご予約いただきますと、
お客様が重ならないよう配慮させていただきます
ので、ゆっくり安心してご覧いただけます。


時節柄、ご来店時は引き続き皆さまに
感染予防対策としてのマスク着用や
除菌スプレーのご使用など、何かと
お願いすることもあって恐縮ですが、
当店でもこまめな除菌清掃や換気、
お茶出しを控えるなど、引き続き
努力して参りますので
ご協力をよろしくお願い申し上げます


今回のブログは、スタッフ・島井でした (^^♪